平成草双紙
徒然なるまま・・・・・・・・・・・。
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居眠り磐音江戸双紙 ごった煮の「陽炎の辻スペシャル」
最初のうちは、あれやこれや取り混ぜてのごったに状態である。
浅草奥山(らしき場所)へ、おそめと幸吉、それに何故かおこんまで連れて遊びに行く。
いまで言えばテーマパークというところ。
(この話、ずっと遡って第5巻「龍天の門」での挿話)
ここで見せ物小屋の呼び込みが、おそめと幸吉をからかうが、原作からのセリフが丸ごと入ってくる。
しかし、どう見てもドラマの幸吉とおそめでは姉と弟。
呼び込みのセリフがしっくり来ない。
その場所で、無頼な旗本が通り掛かりの町人に難癖をつけ、深川生まれの血が燃えるおこんが笊を投げつけて啖呵を切る。
この辺り、どこかで聞いたような話。
その旗本のひとりが真剣勝負を挑む。
これを、見届けたのが速水左近。
「成る程、そう来たか」という登場である。
御小姓組である赤井主水正の代わりということか。
それにしても、御側御用取次なる重職にあるものが、供侍一人を連れただけで浅草奥山辺りをウロウロしているものなのか。
まあ良い。
気晴らしのお忍びということもあるだろう。
それより許せないのは佐々木玲圓である。
磐音が伊豆行きの挨拶に道場を訪れた際、速水と玲圓が歓談をしていた。
ところが、上座に座るのは玲圓である。
元幕臣とは言え、いまは町道場主。
身分的には浪人である。
一方の速水左近は、三千石の大身旗本にして、将軍家側近中の側近である上様御側御用取次を務める幕府要人。
老中でさえ一目置くという存在である。
それを下座に据えて、更に「速水どの」などとはエラソーな。
「速水さま」と言うべきだろう。
両者は剣友ではあっても、玲圓は師ではない。
まあ、この辺がこのドラマのいい加減なところ。
いつものことである。
相変わらず、剣をぐるぐると振り回すだけの殺陣も、もう言い飽きた。
実際は師を上回る遣い手である磐音、バッサリ斬って捨てれば簡単だが、なにしろ「清く正しいNHK」は血を見るのは御法度。
殆どが峰打ちで倒さなければならず磐音も大変である。
最後のナレーション、「また、別の機会に」は、「陽炎の辻3」の制作を示唆していて、ファンにはまたとないお年玉になったであろう。
【2009/01/04 Sun】
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